iOS5では新たに「iTunes Wi-Fi同期」の機能が追加されました。
わざわざUSBケーブルでパソコンとiPhoneを接続することなく、Wi-Fi経由で自動的に音楽を転送することが可能です。
USBに接続するというちょっとした作業が軽減されるだけですが、使ってみるとかなり便利。パソコンとiPhoneの同期作業を意識せずに自動的に完了してくれるので、USBケーブルを取り出したり片付けたりという手間が一切かかりません。
iTunes Wi-Fi同期の設定方法は簡単です。
最初にUSBでiPhoneをパソコンに接続して、iTunesを起動します。設定画面で「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」にチェックボックスを入れるだけです。
これで作業は完了。
次回からはパソコンでiTunesを立ち上げて、充電中にiPhoneをWi-Fiを接続すれば、自動的にライブラリとiPhoneが同期します。
充電中以外でも手動で同期をすることができます。
ケーブルを使わずに自動的にデータを同期・転送することが実現し、日常生活の可能性が一気に広がります。Wi-fi内蔵用SDカード「Eye-fi」もその一例です。こうした機能を積極的に活用することで、自分がやっていた手間や作業を減らし、さらには持ち運ぶもの(USBケーブルなど)を一つ減らすことが可能になります。