私は、この夏の海外旅行で、以下の書類をPDF化してEvernoteの一つのノートにまとめた上で、Android端末で携帯しました。
・航空券のeチケット
・ホテルのバウチャー(Expediaで予約)
・ESTA
これらの書類は現物を求められることはまずないですが、何かトラブルがあったときに予約番号等を確認できるものを用意しておいたほうが安心です。提示を求められても、iPadやAndroidなど大きな画面で共有できれば、その場で解決できるケースがほとんどです。
私の場合、まずEvernoteのデスクトップ アプリケーションでノートを作成して、PDFを添付します。アプリケーション上で表示することができます。
ノートを同期させて、実際にAndroidで表示してみます。
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PDFを添付するとAndroidではリンクのみが表示されます。
また、メモなどの写真も添付しておくと一緒に表示されて便利。
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PDFをクリックすると、PDFビュワーが表示されてAndroid上でこのように閲覧できます。
そのために必要な作業は以下のとおり。
(1)ドキュメントをPDF化する
予約完了時になどに表示される画面をPDF化してローカルに保存します
(2)Evernoteに旅行用のノートを新規作成する
例えば「ハワイ旅行2011年10月」というような分かりやすいタイトルでノートを作ります。
(3)PDFをノートに添付する
PDFファイルをノートに添付します。複数のドキュメントを添付することもできるので、その旅行で必要なものはできるだけ一つのノートにまとめておくと良いでしょう。Evernoteのデスクトップアプリケーションを利用していれば、ドラッグ&ドロップで簡単に添付できます。
(4)保存して同期
Evernoteの場合、自動保存されますが、例えばWindowsの場合なら[Ctrl]+[S]で確実にセーブしておきます。そのまま同期をして、スマートフォンでも閲覧できるようにしておきます。
ちなみに、スマートフォンのEvernoteアプリはiPhoneよりAndroid版のほうが圧倒的に軽いですね。Evernoteをフルで活用したい方は、それだけのためにAndoroidに乗り換える価値は十分あると思われます。キャッシュも残せるのでPDFファイルもオフラインでも閲覧できるのは本当に便利です。
ただ、やっぱり紙でも持っておきたいという場合は、プリントアウトしておいてバッグの奥のほうにしまっておいてもいいと思います。空港のスタッフが確認のために紙を持ってどこかに行くこともあるので。ただし、例えば旅行先での観光の最中にそれらを紙で携帯するのは面倒。この種の書類はデータ化してスマートフォンに入れておくと、「帰りのフライトは何時だっけ?」「便名は何だっけ?」「ホテルの電話番号が知りたいんだけど…」という万が一のケースのために、わざわざ紙を持ち歩く必要がなくなります。
ちなみに、PDFをまとめたノートには、必要な情報をすべて集約しておくと良いと思います。
お目当てのレストランやエステの電話番号・住所、海外傷害保険の連絡先などなど、そこを見ればすべて解決するようにしておくと快適に旅行が進みます。また、上の図のように、メモなどを写真にとって一緒にノートに放り込んでおくのも良いと思います。
ただし、あえていう必要も無いですが、旅行時には現物を所持しておかなければいけないものもあるので注意を。写真でバックアップをとっておいてもいいですが、それだけではNGですので。
・国際免許証(or日本の免許証)
・保険証書
・パスポート