2011年9月30日金曜日

Nikon COOLPIX P300を購入しました

今回、ニコン COOLPIX P300を購入しました。
外出時に手軽に持ち運べるコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)を4年ぶりに買い換えました。
これまではリコーのGX100という無骨なカメラを利用していましたが、ここ数年、コンデジのコンパクト化、動画の高画質化など進化が著しく、子供が生まれたこともあって、そろそろ買い替えの時期だと感じていたところでした。



P300を購入した理由
フルHD動画が撮影できる
このサイズでフルHD動画がとれるのは、かなり便利です。高画質で残しておきたい映像も多いのですが、わざわざ一眼レフを構えて撮るとなると割とハードルが高いです。その点、スイッチを押してさっと撮影できる手軽さは良いですね。動画撮影が身近になります。


↑実際に台風の様子をフルHDで撮影。

軽量(リコーのGX100と比べればですが…)
もっと小さなコンデジも発売されていますが、ハイスペックで187gはだいぶ手頃です。片手にフィットするので女性でも持ち運びやすいのではないでしょうか。

広角24mm
近くに寄って広く撮影したい時に、これだけあれば集合写真も見切れずに押さえられますね。最近はどのデジカメもワイド撮影ができるので、特筆すべき部分ではないかもしれませんが…


開放F値1.8
F値1.8だと、マクロで接写したときに背景がそこそこぼけます。ハイスペックなミラーレス一眼に比べたら、ボケのクオリティは落ちるかもしれませんが、被写体をしっかりと押さえるのには十分な値です。


残念なところ
縦位置で撮影した写真をPCにアップしても横向きのまま
一眼レフの場合、縦位置で撮影したものは、縦位置の状態でPCに転送されるのですが、P300では横向きのまま。そのため、一旦PC上で回転しないといけません。一般的なコンデジってこんな感じなのでしょうか?Canon 60D(デジタル一眼レフ)に慣れているので、面倒な感じは否めません。ファームウェアアップデートとかで対応できないものか?

Eye-fi対応を謳っていない
Eye-fi対応のデジカメだと、転送し終わった画像にチェックが入ったりしているのですが、未対応の場合はそれがないのでPCで確認しないとどこまで転送されたかがわかりません。また、実際にその瞬間、写真を転送しているのか(Wifiに接続しているか)どうかが分からないので、そういう地味な部分で不便さを感じます。まあ、あまりメジャーなサービスではないので、そこに注力はしていないのかもしれません。

F値が最高で8.0しか設定できない
景色を撮影したい時にAモードでF11とかで撮影することともあるのですが、F8.0だと若干シャープさに欠けてしまうこともあるかなと。滅多にF11では撮影しませんが、いざというときにこれくらいは欲しかったなと思いますね。



NikonデジタルカメラCOOLPIX P300 ブラックP300 1220万画素 裏面照射CMOS 広角24mm 光学4.2倍 F1.8レンズ フルHD
NikonデジタルカメラCOOLPIX P300 ブラックP300 1220万画素 裏面照射CMOS 広角24mm 光学4.2倍 F1.8レンズ フルHD
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2011年9月28日水曜日

海外旅行で活用したいAndroidアプリ10選

この8月に3週間ほどハワイに滞在しておりまして、7月に購入したAndroid携帯「htc EVO WiMAX ISW11HT」をガッツリ活用してきました。

今回はモバイルルーターをレンタルしてネット環境を確保したのですが、オンラインでもオフラインでも、海外旅行時に実際に役立ったAndroidアプリを10個厳選してみました。

皆さんのおすすめアプリもぜひ教えて下さい!


1. 為替レート
現地の価格を日本円に換算したときにいくらになるかが分かるアプリです。その日の最新レートが適用されるので、だいたいの目安になるため、買い過ぎに歯止めをかける効果も… 電卓としても活用できるので、$15.95+$6.95+$39.00+4.75%(tax)が日本円でいくらになるかという計算も出来ます。ドルだけではなく、世界中の様々な通貨に対応しています。


2. TripAdvisor
ホテルの口コミだけではなく、レストランやアクティビティに関する情報も満載です。もはや海外旅行のスタンダードとなったと言っても過言ではないです。ワイキキ周辺に行かれた方なら、Tech in The Cityのモバイルルーターを活用してどこでもWifi環境を実現するのがおオススメです。



3. エクスペディア
現地でホテルを探している場合、役立ちます。エリアとスケジュールなどを指定すれば、空いているホテルと料金が表示されます。ツアーではなくて、個人旅行で、きままな旅行をしている人にオススメ。




4. モバイルGoogleマップ
現在地周辺の地図を表示さいたい場合、GPSを有効にしておけばデータ通信しなくても活用できるのが便利。




5. スカイライナー
アプリではありませんが、ブックマークしておくとアプリ感覚で利用できます。
東京方面に在住で成田空港を利用する場合に便利です。日暮里から成田空港を40分で結ぶスカイライナーをスマートフォンで予約することができます。座席の空き状況も確認できるので、荷物を受け取った後に帰りの座席を確保するのに使えます。ちなみに、事前に会員登録とクレジットカード情報の登録が必要になります。


6. Evernote
バウチャーなどをPDFで保存しておくのに使いました。その他、旅行中のメモなどをEvernoteに集約しておくといいかもしれません。ホテルの部屋ではノートPCを使って、観光中はスマートフォンにデータを同期しておく。デバイス間でシームレスにメモを活用できます。


7. Google+
先日ついに一般公開されたサービス。Google+のアカウントを作成して、アプリをインストールしておくと携帯で撮影した画像や動画をPicasaにアップロードしてくれます。大切な写真のバックアップに活用できます。



8. Eijiroid
英辞郎のAndroidアプリです。有料ですが、電子辞書をもう一つ持ち歩くことを考えれば、スマートフォンに収納できてしまう手軽さは魅力です。スラング系の言葉も隈なく収納されているので、私はiPhoneにもインストールしています。



9. Google翻訳
オンラインでしか使うことができませんが、無線LAN環境があるホテルなので使ってみることもできそうです。何が便利かというと、音声入力に対応しているので文字を打たなくてもOKなところ。翻訳のレベルも徐々に上がってきていて、「まあ、言ってることは分かる」という感じになっています。


10. Facebook
10年ほど前までは欧米系の旅行者の多くはネットカフェでHotmailを開いてメールをやり取りしているという光景が一般的でした。ところが、ここ1,2年はノートPC持参で、カフェでWifiに接続しながらFacebookを開いているのが日常になりつつあります。友だちとの連絡、近況の報告、あるいは現地情報に詳しい知人へ質問など、あらゆる場面で活躍してくれます。

2011年9月26日月曜日

ノマドバッグの中身を大公開


ノマドワーキングにとって、手荷物をいかにコンパクトにまとめるかがひとつの課題となってきます。

無駄なものを持ち運ばず、かといって不足するものがあってもいけません。
さらに、移動が前提となるとできるだけ、軽量化を進める必要があります。

そこで、今回は私のカバンの中身を棚卸ししつつ、皆さんにご紹介したいと思います。
もちろん、その日のスケジュールによって、中身は変わりますが基本的なラインナップはこんな感じです。

ちなみに、バッグはColemanのナップサックを使ってます(800グラム)。以前、妻とラオスにバックパッカーで旅行したときに購入したものです。帰国後も、軽くて便利なので仕事で活用しています(TPOに合わせてビジネスバッグで行くことも多いですが)。難点は素材にクッション性がなく、内部の機器への衝撃が加わりやすいことでしょうか…


↑全体的に白と黒で揃ってます。無意識のうちにそうなってました。


1.ノートPC 1480グラム
Vaio type Z。2009年6月に購入したものです。メモリ8G、CPU2.8GHz、64bitというスペックにひかれて購入しました。大容量バッテリーをつけるともうちょっと重くなります。そろそろ、軽量のノートPCに切り替えようかと考えているところ。


2.ACアダプター 400グラム
VaioのACアダプターです。スティックタイプなので、軽いことを想定して購入しましたが実際は大きくて重かったです。PC本体の重量と共に、いかにACアダプタを軽量化するかも大きなポイントだと思います。


3.ノート 250グラム
リングノートタイプのSHOT NOTE。A5タイプです。ノートは切り離しができるリングノートを愛用しています。


4.携帯 139グラム
N-01Aです。2008年12月に購入。最近ではおサイフケータイと、妻との連絡以外の用途には使っていません。新型のスマートフォンに切り替えれば、20gほど軽量化することが判明。おサイフケータイ付きのAndroidが出回っているので、そろそろ買い替えを検討。


5.iPhone 3GS 135グラム
HTC evoを購入する以前はこちらがメイン。現在は会社のスマートフォン対応サイトの動作検証、スカイプ通話、音楽再生に利用しています。ただ、それだけの用途なら、iPod touchでも十分なような気も… それだけで30gの軽量化に繋がります。


6.Android 193グラム
HTC evo。WiMAXと3Gが使えます。最近ではiPhoneよりもこちらがメインになっている感じ。そもそも、外出先でテザリングするために購入しました。大容量バッテリーを装着しているため、通常よりも23g重くなってます。


7.名刺入れ 78グラム
大学卒業の記念でもらったものをいまだに使ってます。全体的に白と黒で揃ってる中で、これだけ革っぽいのはそういう理由です。中身の量によって重さは変わりますが、標準時はだいたいこれくらい。


8.ボールペン 13グラム
uni Power tankの0.7を愛用。この他に同じシリーズの赤いボールペンも持ってます。色々とノートに書きこむ日には、ペンケースを持ち運ぶこともあります。


9.小物入れ 23グラム
以下の小物をまとめて収納しています。最近は結構パンパンになってきたので、もう一つ大きなサイズを持ち歩くか検討中。


10.evo用バッテリー・SDカード・USBメモリ 63グラム
Android携帯HTC evo用のバッテリーの他、メモリ系をまとめて入れてます。SDカードやUSBメモリはほとんど使わなくなりましたが、稀に使うことがあるので、軽いこともあって入れてます。


11.エネループ モバイルブースター 137グラム
外出先でモバイル機器の電池がなくなったときに使ってます。USBケーブルで各種端末に充電可能。


12.充電用USBケーブル 41グラム
USB充電用ケーブルは、主にモバイル端末を充電するのに使います。ドコモ、au、ソフトバンク、iPhone、Android、エネループで使えるコネクタが付いているので、持っている端末すべてがこれ1つで充電できます。


13.iPhoneアダプタ 37グラム
普段はPCからUSB経由で充電していますが、電源が使える時はコンセントから充電することもあって、その時に活用しています。


14.イヤホン 12グラム
iPhoneに付いている標準のイヤホンです。メンバーとSkypeで会議するときに使います。ちなみに、最近はPCではなく、iPhoneのSkypeアプリを使うことが増えました。イヤホンのマイクが使えるので、音質が綺麗みたいです。


バッグも含めた総重量が約3.8kgになりました。その他にも本や雑誌が何かしら入っているので、最終的には3.5kgくらいまでダイエットしたいなと考えています。

ご覧になって分かるように、紙の書類はほとんど持ち歩くことはありません。クライアントや取引先ともPDFなどのデータでやり取りしてもらったりしてます。中には小型のプリンターを持ち歩く人もいるようですが、どうしても必要な場合はセブンイレブンのネットプリントを利用しています。

仕事の環境や内容は毎年変わっていますし、テクノロジーも日々進化しています。その時々で、鞄の中身を整理して常に見なおしていくことが必要だと感じています。

2011年9月22日木曜日

モバイルルーターでワイキキ全体がどこでもWi-fi環境に



8月中旬から9月上旬までの3週間ほど、家族でハワイに滞在してきました。
ホノルルのワイキキエリアに2週間、マウイ島のカアナパリに1週間。7ヶ月の娘の初めての海外旅行ということもあり緊張する場面も多かったですが、無事に帰国することができました。

最近はサーチャージが高騰していますが、円高ということもあり滞在中は全体的にお得感がありました。ワイキキではスターバックスを始め、カフェが充実しているので、ノマドワーキングの拠点として利用する人たちが今後ますます増えていくのではないでしょうか?

さて、その際に気になるのはネット環境だと思います。ハワイには2年ぶりの滞在でしたが、環境整備がずいぶん進んだという印象を受けました。今回は私が利用したサービスと、実際に使ってみた感想をまとめてみました。

モバイルルーター
同僚からの紹介で私が利用したのは、Tech in The CityのWi-fiルーター貸し出しサービスです。

出発前に日本からオンラインで予約。現地に到着後、スタッフが滞在先に届けてくれました。帰国の際は、場所と日時を連絡しておけば引き取りに来てくれます。ワイキキエリアは機器のデリバリーとピックアップを無料で行ってくれるとのことでした。やり取りは英語ですが、スタッフが親切で迅速に対応してくれました。

Tech in The Cityでは各種プランが用意されています。私は持ち運びを考えて「4G WiMAX Mobile Modem w/Personal Wi-Fi HotSpot」をチョイス。これはイーモバイルのPocket Wifiや、WiMAXのモバイルルーターのようなもので、自宅でも外出先でも使えます。




料金
料金プランは、1日 $9.99、1週間 $39.99、1ヶ月 $99.99の三種類。
今回は3週間の滞在だったので1ヶ月のプランで申し込みをしました。現在のレートでは8,000円以下。初期費用や手数料がないことを考えると手頃な料金と言えるでしょう。最近ではドコモ、au、ソフトバンクが海外パケット定額サービスを始めていますが1日2,000円~3,000円ほど。こちらでは1日単位で借りた場合、日本円で800円程度です。


どこでも持ち運べる
Tech in The Cityのモバイルルーターは充電式で持ち運びが可能。そのため、観光中に携帯して、スマートフォンで調べ物をしたり、ツイートしたりなんてこともできます。便利だったのが地図やGoogle翻訳。分からないときは、スマートフォンですぐに調べられるので、ガイドブックを持ち運ぶ必要がなくなります。

隈なく調査をしたわけではないのですが、ワイキキ周辺では電波は問題なく拾うことができました。常時接続にしておくと、だいたい3時間くらい電源は持ちますね(もちろん、バッテリーのへたり具合によって持ち時間は違ってきます)。


同時接続が可能
今回、ノートPC、iPhone、HTC evo、Xpreia acro(妻の携帯)、iPadを持参しましたが、全て同時接続可能でした。同時接続時も、遅さを感じませんでした。日本での環境をそのまま持ち運べるのはアドバンテージですね。


マウイ島でも使える
せっかく長期間ハワイにいるので、マウイ島にも足を伸ばしてみました。
マウイ島のコンドミニアムでもFree Wi-fiが利用できるとのことでしたが、接続ができないリスクも考えてモバイルルーターを一応持参しました。

結局、コンドミニアムのWi-fiが快適だったので杞憂でしたが、Tech in The Cityのルーターも全く問題なし。若干、電波が弱いかなと思いましたが、ストレスを感じるほどではありませんでした。

私が滞在したマウイ島のカアナパリ・エリアはリゾート施設が多くネット環境は充実していましたが、そういうことを考慮することなく滞在先を選べるのは強みです。

カバレッジは十分に広いと思うのですが、別のエリアで使いたい場合は利用可能か事前に聞いてみるといいでしょう。私の場合も、問い合わせに迅速に答えてくれました。


日本を離れても、ノマドワーキングを実践する環境が世界中で構築されつつあると実感した今回の旅行でした。