ショットノート(SHOT NOTE)からツインリングタイプのノートが発売されました。
サイズはA7,A6,A5,B5の4種類で、それぞれ「白」と「黒」がリリースされています。
私が購入したのはA5の「白」。
裏表紙に使われている厚紙が丈夫なため、鞄の中にもすっと入ります。
↑各ページにはカットラインが入っていて、切り離せるようになっています。
以前、このブログでメモ帳タイプのショットノートを紹介しました。
前回購入したのは、ノートではなくメモ帳を拡大したようなもので、黄色いリーガルパッドのように切り離して使うことが前提となっているものでした。
私は、以前からマルマンのセプトクルールというノートのA5版を愛用しています。
メモ帳や手帳ではなく「ノート」に書きたいケースが多いからです。
タスクを書きだしてみたり、打ち合わせのメモを書いたり、新規のアイデアを練ってみたりと様々な用途に使うことがあるのと、相手に見せながら話すこともあるため一定の大きさが必要になります。また、一方で携帯性が優れていることも大事なので、その丁度いいサイズがA5なのです。
ショットノートは、iPhoneでその場でノートを撮影してEvernoteに転送することが可能です。
そのノートが終わって新しいノートに変わった時でも、いつでも参照することができます。私の場合、ノートを見返すことが多いので、クラウドとの連携を前提としたノートは有効に活用できてうれしいです。
ショットノートの特徴は、ノートの右上に記入した日付をOCRで読み取ってくれること。その日付がEvernoteに転送されるわけですが、これが地味に便利。
例えば、
撮影日:2011/07/26
というような記録がつくので、後で「7月に書いたメモが見たい」と思ったら、「撮影日:2011/07」とEvernote上で検索してみればいいわけです。
ただし、写真の中に書かれた文字までOCRで読み取ってくれるわけではありません。
そのため、詳細に検索したい場合は、タグやメモを書いておいて、検索時のフックをあらかじめ用意して置かなければダメです。
英語に関しては画像の中の手書き文字まで読み取ってくれる機能があるのですが、日本語はまだそこまで進化していません。(写真の中の活字ならかなりの確率で日本でも読み取ってくれますが) その辺りは今後の開発に期待したいところです。
2011年7月29日金曜日
2011年7月28日木曜日
【書評】クラウドどこでも勉強術
語学、資格、読書など、働きながら勉強を継続するための具体的な方法が記された1冊です。
iPhone、iPad、Android、PC、Macなど、みんなが持っている最新の通信機器を、クラウドを活用しながら最大限に使いこなす術が書かれています。目標を立てて確実にタスクに落としこむ方法や、勉強記録を自動的にまとめる方法、語学習得のために活用したいツール、さらには人脈の広げ方などが紹介されています。
『クラウドどこでも勉強術』の大きな特徴は、誰でもすぐに取り入れられるTipが多数紹介されていること。私も知らなかったアプリやウェブサービスが結構ありました。
クラウドを表面的に取り上げただけの内容の浅い書籍や、精神論の一点張りで結局何も身につかないような本とは違います。
特にEvernoteの取り入れ方や、NHK語学講座の活用方法などは、オリジナルな要素だと言えるでしょう。
Evernoteについて、「とにかく何でもいれておけ」ではなく、短期記憶を長期記憶に変えるために何度も見なおそうという視点は、衰える記憶力をサポートする道具としてのEvernoteの役割を評価したものと言えるでしょう。
Evernoteのノート数が多いことを良しとするのではなく、そのノートをいかに自分の成長に結びつけるかということなのだと思います。クラウドやモバイル機器は人の役に立ってこそ本当に価値があるということを思い起こさせてくれる一冊でもあります。
若いうちから着実に実力を付けたい20代のビジネスマン、これまでの経験をもとにさらなるキャリアアップを目指したい30代のビジネスマン、あるいはスキマ時間を有効に活用して語学や資格にチャレンジしたい主婦の方などにも最適だと思います。
スマートフォンがあれば、いつでもどこでも勉強できる! クラウドどこでも勉強術 | |
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特にEvernoteの取り入れ方や、NHK語学講座の活用方法などは、オリジナルな要素だと言えるでしょう。
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2011年7月22日金曜日
東南アジアをノマドワークの拠点にしたい人にも参考になる『週刊東洋経済』ASEAN特集
週刊 東洋経済 2011年 7/16号 [雑誌] | |
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最近はモバイル機器を活用しながらカフェで仕事をする人を見かけることが多くなりました。
スキマ時間を有効に活用しながらノマドワークをする会社員や、そもそもオフィスを持たないフリーランス系ノマドワーカーまで、色々なケースがあるでしょう。
私は3月から6月にかけて初めての大阪暮らしを体験しましたが、イーモバイルやFOMAなどのデータ端末を使えば、いまや日本のほとんどの都市部で仕事ができる環境になりつつあると実感しました。
イギリスなどではテレワークが進んでいて、自宅勤務がワークスタイルとして一般化していると、かつて英会話の先生に聞いたことがありますが、今後、日本でも多様な働き方が進んでいくのは間違いないでしょう。
さらに、今後は必ずしも日本国内に仕事の拠点をとどめておく必要がなくなるのではないかと考えています。もちろん、アメリカ西海岸でICTの最先端に触れながら仕事をするのも良いですが、東南アジアもひとつの選択肢になりえると思い始めています。
生活をするに当たって物価が安いということもありますが、モバイルの普及率の高さ、若年層が豊富な人口比率など、ウェブ関連のビジネスを展開する上で有望な市場であることも拠点としての魅力の一つです。
しかし、地理的に近いにもかかわらず、東南アジアの経済事情・政治情勢に関する情報がなかなか伝わってこないのも事実です。その辺の最新事情を分かりやすく伝えてくれているのが『週刊東洋経済』7/16の「特集 ASEAN」です。
現地の最新情勢を完結にまとめて、メリット・デメリットを手広くレビューしています。経済成長率といった表面的な数字では分からないその「中身」に触れて、各国が抱えるリスクなども解説しています。
私の周囲を見回すと、ノマドワークがグローバルに展開される兆候が見え始めています。自分や家族にとって、どういった環境で暮らし働くことが幸せかという基準で物事を考えれば、多様な選択肢が目の前に広がってくることでしょう。
もちろん多くのリスクも抱えることになりますが、情報を正しく身につけることでリスクを軽減することはできます。今回紹介した『週刊東洋経済』はすでにバックナンバーですが、オンライン書店、大手書店、図書館などで入手可能です。興味がある方はぜひ手にとってみてください。
2011年7月13日水曜日
iPhoneの盗難や紛失に備えて情報漏洩のリスクに対処する
ノマドワークにとって、スマートフォンはいまや必須のツールになりつつあります。
メール、スケジュール、タスク、写真、ノート・メモ、つぶやきなど、あらゆるデータがスマートフォンを通じて管理されています。私たちにとって、非常に便利で欠かせない便利な存在です。
しかし、同時にそれは、紛失や盗難に遭った場合、より高次元のデータが漏洩するリスクが高まっていることも意味しています。ノマドで仕事をしている場合、スマートフォンでクラウド上のデータを呼び出し、メールやドキュメントなどを管理していることもあるでしょう。つまり、スマートフォンという小さなガジェットから、ビジネスをする上で重要な情報が筒抜けになる可能性があるわけです。
私の場合、個人事業主であると同時に、会社に所属して通常の業務に当たっています。情報漏洩があると、私以外の多くのメンバーに迷惑をかけてしまいます。
そのため、私はiPhoneのセキュリティには普段から配慮しています。
そこで今回は、紛失や盗難に備えて、私が行っている対策をご紹介します。
パスコードを設定する
iPhoneのロックを解除する際にパスコードを設定します。4桁のパスワードを設定しておくと、ロックを解除する際にパスワードを要求されます。そのため、万が一、他人がiPhoneを触れても、ただちに情報にアクセスされることはありません。
設定は以下の手順で行うことができます。
「設定」>「一般」>「パスコードロック」>「オン」
なお、4桁では簡単に見破られそうで怖いという場合には、「簡単なパスコード」をオフにする機能もあります。英語と数字の組み合わせなど、より複雑なパスコードを設定することができます。そうすることで、パスコードを破られるリスクが低減するというわけです。
ただし、これは利便性という観点から見ると、若干微妙です。というのも、ロックを解除するたびに、複雑なパスコードを入力するのは、大変煩わしいからです。利便性とセキュリティのバランスをどう考えるかという難しい問題でもあります。
どうしても利便性を損ないたくない、という方のために次の方法もご紹介します。
データを消去
パスコードをロックを設定する画面に「データを消去」という項目があります。これは「パスコードの入力に10回失敗するとこのiPhone上のすべてのデータが消去され」るという機能です。
つまり、他人がiPhoneを盗んで、パスワードを見破ろうと頑張っても10回間違ったらデータは空っぽ。その時点でデータが漏洩することは無くなるわけです。
データが消去されては大変だと感じる方もいるかもしれませんが、私の場合はiPhoneのローカルにはオリジナルデータはほとんど入っていません。メール、ドキュメント、スケジュールはGoogle Appsを使ってますし、写真もeye-fiを通じてFlickrやローカルPCに転送をかけています。そのため、iPhoneのデータが消滅してもまったく痛くないという状態にしています。
「iPhoneを探す」を設定する
これはiPhoneの「位置情報サービス」を活用して、iPhoneの所在をPCから確認するというサービスです。位置情報サービスを「オン」にしていて、さらに電源が残っていないと使えませんが、それによってPCからリモートでiPhoneをロック or ワイプすることが出来ます。
AppleのHPで詳細な説明が掲載されています。
http://www.apple.com/jp/iphone/find-my-iphone-setup/
iOS4.2以降で、iPad、もしくはiPhone4で利用することができます。mobile meに登録して「iPhoneを探す」をオンにすれば、PCからログインした際にiPhoneの所在を確認してリモート(遠隔)で端末を操作することが可能です。
iPhone3GSでもiPad、iPhone4、第4世代iPod touchを持っていれば利用する「裏技」もあるようです。
http://japanese.engadget.com/2010/11/23/iphone-3gs-iphone/
いずれにしても、これらはどれか一つやれば良いというわけでなく、複数の対策を合わせ技で行うことが大切です。
もちろん、これをやったからと言って100%安全と言い切れるわけではありません。パスコードをいくら複雑にしたところで見破られる可能性はありますし、万が一10回以内に見破られれば情報にアクセスが出来てしまいます。また、リモートでデータを消去したとしても、その間に重要な情報を閲覧されてしまうリスクもあるわけです。
ただし、100%の防御が不可能だからといって全く対策をしないと開き直るのは大問題。複数の対策を実行することで、限りなく0に近づける努力こそが最低限のリテラシーとして求められます。
また、iPhoneを紛失してしまった際はGmailやTwitterなど、普段活用しているサービスのパスワードを変更することも有効な(そして必須の)対策の一つでしょう
いずれにしても、iPhoneを紛失をしないことがなによりも大切。持ち運ぶ際は必ず同じ場所に入れる、肌身離さず常に持ち歩く、持っていないと気持ちが悪いという感覚を身につけるなど、絶対になくさない習慣づくりこそ最も重要かもしれません。
メール、スケジュール、タスク、写真、ノート・メモ、つぶやきなど、あらゆるデータがスマートフォンを通じて管理されています。私たちにとって、非常に便利で欠かせない便利な存在です。
しかし、同時にそれは、紛失や盗難に遭った場合、より高次元のデータが漏洩するリスクが高まっていることも意味しています。ノマドで仕事をしている場合、スマートフォンでクラウド上のデータを呼び出し、メールやドキュメントなどを管理していることもあるでしょう。つまり、スマートフォンという小さなガジェットから、ビジネスをする上で重要な情報が筒抜けになる可能性があるわけです。
私の場合、個人事業主であると同時に、会社に所属して通常の業務に当たっています。情報漏洩があると、私以外の多くのメンバーに迷惑をかけてしまいます。
そのため、私はiPhoneのセキュリティには普段から配慮しています。
そこで今回は、紛失や盗難に備えて、私が行っている対策をご紹介します。
パスコードを設定する
iPhoneのロックを解除する際にパスコードを設定します。4桁のパスワードを設定しておくと、ロックを解除する際にパスワードを要求されます。そのため、万が一、他人がiPhoneを触れても、ただちに情報にアクセスされることはありません。
設定は以下の手順で行うことができます。
「設定」>「一般」>「パスコードロック」>「オン」
なお、4桁では簡単に見破られそうで怖いという場合には、「簡単なパスコード」をオフにする機能もあります。英語と数字の組み合わせなど、より複雑なパスコードを設定することができます。そうすることで、パスコードを破られるリスクが低減するというわけです。
ただし、これは利便性という観点から見ると、若干微妙です。というのも、ロックを解除するたびに、複雑なパスコードを入力するのは、大変煩わしいからです。利便性とセキュリティのバランスをどう考えるかという難しい問題でもあります。
どうしても利便性を損ないたくない、という方のために次の方法もご紹介します。
データを消去
パスコードをロックを設定する画面に「データを消去」という項目があります。これは「パスコードの入力に10回失敗するとこのiPhone上のすべてのデータが消去され」るという機能です。
つまり、他人がiPhoneを盗んで、パスワードを見破ろうと頑張っても10回間違ったらデータは空っぽ。その時点でデータが漏洩することは無くなるわけです。
データが消去されては大変だと感じる方もいるかもしれませんが、私の場合はiPhoneのローカルにはオリジナルデータはほとんど入っていません。メール、ドキュメント、スケジュールはGoogle Appsを使ってますし、写真もeye-fiを通じてFlickrやローカルPCに転送をかけています。そのため、iPhoneのデータが消滅してもまったく痛くないという状態にしています。
「iPhoneを探す」を設定する
これはiPhoneの「位置情報サービス」を活用して、iPhoneの所在をPCから確認するというサービスです。位置情報サービスを「オン」にしていて、さらに電源が残っていないと使えませんが、それによってPCからリモートでiPhoneをロック or ワイプすることが出来ます。
AppleのHPで詳細な説明が掲載されています。
http://www.apple.com/jp/iphone/find-my-iphone-setup/
iOS4.2以降で、iPad、もしくはiPhone4で利用することができます。mobile meに登録して「iPhoneを探す」をオンにすれば、PCからログインした際にiPhoneの所在を確認してリモート(遠隔)で端末を操作することが可能です。
iPhone3GSでもiPad、iPhone4、第4世代iPod touchを持っていれば利用する「裏技」もあるようです。
http://japanese.engadget.com/2010/11/23/iphone-3gs-iphone/
いずれにしても、これらはどれか一つやれば良いというわけでなく、複数の対策を合わせ技で行うことが大切です。
もちろん、これをやったからと言って100%安全と言い切れるわけではありません。パスコードをいくら複雑にしたところで見破られる可能性はありますし、万が一10回以内に見破られれば情報にアクセスが出来てしまいます。また、リモートでデータを消去したとしても、その間に重要な情報を閲覧されてしまうリスクもあるわけです。
ただし、100%の防御が不可能だからといって全く対策をしないと開き直るのは大問題。複数の対策を実行することで、限りなく0に近づける努力こそが最低限のリテラシーとして求められます。
また、iPhoneを紛失してしまった際はGmailやTwitterなど、普段活用しているサービスのパスワードを変更することも有効な(そして必須の)対策の一つでしょう
いずれにしても、iPhoneを紛失をしないことがなによりも大切。持ち運ぶ際は必ず同じ場所に入れる、肌身離さず常に持ち歩く、持っていないと気持ちが悪いという感覚を身につけるなど、絶対になくさない習慣づくりこそ最も重要かもしれません。
2011年7月6日水曜日
Evernoteのノートリンク機能でプロジェクトを管理するヒント
先月のEvernoteのWindowsアプリのアップデートで「ノートリンク」がリリースされました。Evernoteのハイパーリンクのようなもので、クリックすると別のノートにリンクしてくれる便利な機能です。
それまでは、各種ノートを関連付けるのは「ノートブック」と「タグ」の二種類しかありませんでした。ノートブックとタグを使えば一定のカテゴライズは可能ですが、ノートリンクのように直接参照をすることはできませんでした。
私はこの機能の実装を待ち望んでいた一人ですが、実際にどのように使っていいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
これまでもいくつかのブログで実用例が紹介されています。
・Evernoteのリンク機能を使ってノートブックをダイエット
・Evernote企画6th:第四回:ノートリンク機能についてのあれこれ
さて、私は前回のエントリーで目標管理を行う簡単な方法をご紹介しました。
漠然とした「やりたいこと」を「タスク」に落としこむのを、このノートリンク機能を活用して実践してみたいと思います。
より上位概念に「やりたいこと」=大きな目標があり、その下に個別の内容がタスクやスケジュールに落とされた状態で存在しているというイメージです。それぞれを個別のノートで管理していきます。
↑
まず、「やりたいことリスト」にはざっくりとした内容が書かれています。
その中から英語のvocabularyとlisteningの強化を実行にうつすため、具体的なスケジュールをまとめたいとするとします。そのときに、スケジュールやタスクをまとめたノートにリンクを張っておくわけです。
↑
このノートには具体化するために必要なタスク、スケジュール、予算などを事細かく書いていきます。その時に、こちらのノートにも「やりたいことリスト」ノートへのリンクを張っておきます。
すると、自分の生活の中での、そのタスクの位置づけ・役割を後で確認するのに便利です。大きな目標(=やりたいことリスト)と具体的なアクションプラン(タスク・スケジュール・予算)は常に照らし合わせて、今やっていることが自分の人生の中でどんな意味を持っているかを確認しながら進めていくことが大切です。
最終のゴールは日々の一歩の積み重ね。
日々の一歩は最後にたどり着くゴールのため。
方向を見失わず、自分の立ち位置を常に確認するのにノートリンクは実に便利な機能です。
タスク管理や目標管理以外にも、アイデアノートに次々とリンクを張って、ブレストや企画の深堀などに活用することもできるでしょう。
Googleドキュメントにもドキュメント間のリンクを貼ることができますが、そちらはオフィス文書でフォーマットが定められたドキュメントです。Microsoftオフィスのころから、文書間のリンクはありましたので、それを踏襲したものです。
Evernoteの斬新さは、単なるノート(オフィス文書がフォーマルとすれば、ノートは単なるメモ書き程度しか意味を成さないと思われてきた)をストック可能な資産に格上げし、その「資産」の間の関連付け(リンク)を実現したことにあると言えるでしょう。
まだまだ、活用方法は無限にあると思うので、ぜひご使ってみてください。
それまでは、各種ノートを関連付けるのは「ノートブック」と「タグ」の二種類しかありませんでした。ノートブックとタグを使えば一定のカテゴライズは可能ですが、ノートリンクのように直接参照をすることはできませんでした。
私はこの機能の実装を待ち望んでいた一人ですが、実際にどのように使っていいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
これまでもいくつかのブログで実用例が紹介されています。
・Evernoteのリンク機能を使ってノートブックをダイエット
・Evernote企画6th:第四回:ノートリンク機能についてのあれこれ
これらは全て分散したノートを一つに集約するというものです。
例えば、ノートリンクを使ったEvernoteでの「読書ノート」では、いくつものノートに分散した読書の記録(ノートの抜き書き、引用したいぶんの写真、書誌情報などなど)を1枚のノートにリンクを張って取りまとめています。
私が紹介したいのは、枝分かれしたノートを一つに集約するのとは別のベクトル。
つまり、一つのノートから派生して、枝分かれしていくというものです。
さて、私は前回のエントリーで目標管理を行う簡単な方法をご紹介しました。
漠然とした「やりたいこと」を「タスク」に落としこむのを、このノートリンク機能を活用して実践してみたいと思います。
↑
まず、「やりたいことリスト」にはざっくりとした内容が書かれています。
その中から英語のvocabularyとlisteningの強化を実行にうつすため、具体的なスケジュールをまとめたいとするとします。そのときに、スケジュールやタスクをまとめたノートにリンクを張っておくわけです。
↑
このノートには具体化するために必要なタスク、スケジュール、予算などを事細かく書いていきます。その時に、こちらのノートにも「やりたいことリスト」ノートへのリンクを張っておきます。
すると、自分の生活の中での、そのタスクの位置づけ・役割を後で確認するのに便利です。大きな目標(=やりたいことリスト)と具体的なアクションプラン(タスク・スケジュール・予算)は常に照らし合わせて、今やっていることが自分の人生の中でどんな意味を持っているかを確認しながら進めていくことが大切です。
最終のゴールは日々の一歩の積み重ね。
日々の一歩は最後にたどり着くゴールのため。
方向を見失わず、自分の立ち位置を常に確認するのにノートリンクは実に便利な機能です。
タスク管理や目標管理以外にも、アイデアノートに次々とリンクを張って、ブレストや企画の深堀などに活用することもできるでしょう。
Googleドキュメントにもドキュメント間のリンクを貼ることができますが、そちらはオフィス文書でフォーマットが定められたドキュメントです。Microsoftオフィスのころから、文書間のリンクはありましたので、それを踏襲したものです。
Evernoteの斬新さは、単なるノート(オフィス文書がフォーマルとすれば、ノートは単なるメモ書き程度しか意味を成さないと思われてきた)をストック可能な資産に格上げし、その「資産」の間の関連付け(リンク)を実現したことにあると言えるでしょう。
まだまだ、活用方法は無限にあると思うので、ぜひご使ってみてください。
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