しかし、いざ実践しようとするときに、ほしい物リストへの登録が面倒だったら長続きしません。(どんなことでもそうですが、いくら理念がしっかりしていても、実践が「苦行」であってはモチベーションはなかなか維持できません。)
そこで今回は、PCとiPhoneを活用して「ほしい物リスト」を運用する方法をご紹介します。
ワンクリックでリストに簡単追加
とにかく、気になる本を見つけたら、「ほしい物リスト」に追加する習慣をつけておきましょう。「絶対に買う」というレベルではなくても、気になった本をとりあえずリストに入れておくのがおすすめです。
私が欲しい本を見つけるシチュエーションは
- ブログで本が紹介されてるとき
- TwitterのTLで誰かが本をお勧めているのを見たとき
- オンライン書店でおすすめされているのを見たとき
- 新聞の読書欄をチェックしているとき
- 新聞の広告欄で新刊を見つけたとき
- 書店で本を探しているとき
(1)PCのブラウザから登録する
PCが使えるなら、リストへ追加の作業はとても簡単です。
↑アマゾンのサイトで商品を探して、「ほしい物リストに追加する」ボタンをクリックするだけ。最近では、ブログで本を紹介しているとアマゾンへのリンクが付いてることが多いので、目的のページにすぐに辿り着くことができたりします。
また、アマゾンでは、ほしい物リストに楽天などの他のサイトの商品を登録できる「なんでもほしい物リスト」という機能があります。
その場合は、ブックマークレットや拡張機能を使います。いずれもワンクリックで登録が可能です。ウェブを見ているときに気になる本に出会ったら、とりあえずほしい本リストに登録しておくようにします。ブログや新聞の書評サイトを見ているときに忘れないうちにリストへ入れておくと便利です。
↑私はGoogle Chromeの拡張機能を使っています。
ブラウザの右上にアイコンが表示されるので、気になる情報を見つけたら、ここをクリックするだけです。Internet ExplorerやFirefoxでは、ブックマークレットを利用することができます。いずれもワンクリックで登録できます。
↑実際に朝日新聞の書評ページで見つけた本を登録してみたところ。表紙の画像も表示できるので、書店で探しやすいです。
(2)iPhoneから追加する
iPhoneからほしい物リストに登録したいときは、おそらく手元にPCがないときではないでしょうか?そんなときにアマゾンのiPhoneアプリで「フォト検索」を活用するという方法もあります。
「フォト検索」とは、本の表紙を写真で撮影すると、その本を探してくれる機能。新聞や雑誌の書評欄に表紙が掲載されていた場合、それをiPhoneで撮影します。すると、だいたい10秒~20秒くらいで割と正確に探し当ててくれます。そのままアマゾンの詳細ページから「ほしい物リスト」へ追加するボタンをクリックすればOKです。
↑iPhoneの「その他」を選択して「フォト検索」を選びます。
↑本の表紙写真を撮影するとピンポイントで商品を当ててくれます。新聞の広告欄などに掲載されている表紙の写真でもOKでした。
↑商品詳細ページの一番下の「ほしい物リストに追加」をクリックします。
その他にもiPhoneからブックマークレットを使って追加する方法もあります。
この方法については別の記事で紹介したいと思います。
書店でほしい物リストを瞬発活用
リストを作成して書店に出かけたら、実際にiPhoneのアマゾンアプリを起動してみましょう。
書店に出かけたら、iPhoneのアマゾンアプリを立ち上げます。
↑「ほしい物リスト」をクリックすると、これまで貯めてきたリストが表示されます。「なんでもほしい物リスト」で追加した朝日新聞の書評の本も、ちゃんと表示されています。
ただし、残念なのは、PCからリストに追加する際に記入できるコメントの閲覧・編集がiPhoneからはできないこと。これは今後の改善に期待。
とにかく、iPhoneでほしい物リストを見ながら、気になっている本を書店でチェックしてみましょう。
それに、書店で気になる本に出会ったら、その場でアマゾンで検索して、ほしい物リストに追加してもいいでしょう。
↑チェックをしたらリストから削除することもできます。削除するには、しゃっと指を横になぞるようにして「削除」アイコンを表示させます。
※ただし、個人的には、ほしい物リストの中身は削除しません。そのあたりの考えは、また別の記事でお話したいと思います。
とにかく、アマゾンのほしい物リストは、とてもサクサク動く印象があります。一度3G経由で読み込むと、あとはスムーズです。
前回と今回の2回で、PCとiPhoneを活用してリアル書店での時間を有意義に活用するためのTipを紹介してきました。
自分のセンサーに引っかかった本を、その瞬間にウィッシュリストに入れおくことはとても価値があると感じています。その時々の自分の問題意識や関心がそこには詰まっているからです。
そこには、自分が抱えている課題を乗り越えるヒントを与えてくれる1冊が含まれているかもしれません。その1冊と確実に出会えるように、ほしい物リストを活用してみるのはいかがでしょうか?