そこで今回は、SHOTE NOTEをiPhoneのスキャン用アプリの定番「DocScanner」と比べてみました。
さっそくDocScannerでノートの撮影をしてみましょう。
1.やや斜めから撮影
↑斜めの角度から全体が映り込むように撮影します。SHOT NOTEだと、このくらい斜めにしてしまうとエラーが発生します。そのため、SHOT NOTEで正しく撮影しようとすると真上から撮影しなければならず、手の影が入ってしまうという欠点がありました。
2.エッジを指定
↑斜め補正を正しく行うために、エッジ(=角)を正しく指定します。指でドラッグして、四隅を正しく角に持って行きます。その後「スキャン」をクリック。
3.スキャン
↑これだけ綺麗に補正してくれました。斜めから撮影しているので、手の影が入ることなく綺麗に収まっています。デフォルトでは白黒で表示されますが、下の設定ボタンを押すとカラーにすることも可能です。
↑画像の明るさやコントラストはお好みだと思いますが、アプリ内で補正できます。
4.Evernoteに転送
↑撮影した画像はEvernoteやDropboxに転送することができます。今回はSHOT NOTEとの比較のため、Evernoteに転送します。
SHOT NOTEではEvernoteに転送する際、ノートやタグの指定ができましたが、DocScannerではできないようですね。
5.Evernoteに転送
↑Evernoteに転送した図です。一番上に転送されたのが分かります。
画像のタイトルはDocScanner上で割り振られたものが適用されています。
SHOT NOTEでは、事前にアプリ上でタイトルを設定できた他、右上の日付をOCRで読み込んで、メモを書いた日を自動的にEvernoteに入れてくれるというメリットがありました。
SHOT NOTEでは撮影したノートを綺麗にリスト化されて後で見返したときに分かりやすいようになっています。単体のアプリのクオリティとしては、高いほうだと思います。その点ではDocScannerを大きくリードしていると言えるでしょう。
しかし、先日iPhoneアプリのアップデートでEvernoteもかなり見やすくなりました。また、以前と比較にならないほど「軽量化」されています。そう考えると、Evernoteに情報を一元化している人ならば、あえてSHOT NOTEを使わなくても、普段使っているノートやメモ帳で十分かもしれません。
以下、比較してみた感想です。
画像のクオリティ
◎DocScanner:斜めからの撮影でもくっきりと鮮明に表示されます。
×SHOT NOTE:斜めからの撮影に弱いため、手の影が写り込んでしまう。
Evernoteとの連携
×DocScanner:簡単にアップできますが、タグやノートの指定ができない
◎SHOT NOTE:簡単にアップできて、なおかつタグやノートの指定が可能
コスト
◎DocScanner:アプリ自体は有料ですが、どのようなノートでも良いのでランニングコストが安い
×SHOT NOTE:アプリは無料ですが、SHOT NOTEを利用することが前提のため他のノートを使うよりも割高
アプリ
◎DocScanner:OCR機能がついているので英文なら文書内のテキストで全文検索可能。
◎SHOT NOTE:撮影したノートはタイトルや日付からしか検索できないが、ノートをとった日付が自動的にOCRで読み取られるほか、文書の一覧が見やすいので後で見直しやすい。
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