2010年8月31日火曜日

デフラグを素早く効果的に行うための3つのステップ

新品のPCでも、しばらく使っていると次第に重くなったり、挙動がおかしくなったりするものです。
パソコン本体のハードウェアのことはよく分からないのですが、1年前にPCを乗り換えてデフラグを頻繁に行う習慣がついた頃から、以前に比べて調子がいいです。

Windows Vista 64bitのメモリ8GBというハイスペックと、Smart Defragという快適なデフラグツールのおかげでデフラグの作業が非常に快適になりました。ウインドウズのデフォルトのデフラグツールの数倍(体感的には数十倍!)の速度でデフラグをやり遂げてくれます

数日に1度は「最適化(最大)」デフラグを実施しているのですが、デフラグ時間を短縮してさらに効率的・効果的にデフラグを実施するためのステップをご紹介します。


(1)CCleanerでブラウザの一時ファイルやゴミ箱をクリーンナップ
デフラグを行う前に、ブラウザの一時ファイルなどを削除しておきます。デフラグ後の環境を最適化するためと、デフラグ自体の時間を短縮する効果があります。

私は、CCleanerを使って、ブラウザの一時ファイル、インターネット履歴、ダウンロード履歴をまとめて削除しています。数日間、蓄積しておくとブラウザの一時ファイルだけでもかなりの重さになります。

ウェブ閲覧の際にインターネット履歴を活用する方がいらっしゃると思うので、何を削除するかは人に依存しますが、私はGoogleをログインして利用していて検索履歴が追えるので削除しても支障がありません。


まず、「解析」をクリックします。瞬時に解析されるので、そのまま「クリーンアップを開始」をクリック。
それだけで完了です。なお、これらのファイルを削除するには事前にブラウザを全て終了しておく必要があります。


複数のブラウザを利用している場合は、アプリケーションタブで個々に設定する必要があります。
私の場合、クッキーや保存されたフォーム情報以外にチェックを入れています。

CCleanerでレジストリの保守が可能ですが、設定が面倒なのでとりあえずここで終了。


(2)Advanced System Careでレジストリを修正
次にAdvanced System Careを利用します。有料版もありますが、個人的には無料版で十分です。ここは主に「ウインドウズ管理」で「レジストリ修正」「個人ファイル削除」「ジャンクファイル除去」を行ないます。


ついでに「システム診断」も実施します。
真ん中の「Care」ボタンを押すと自動的に両方やってくれます。


(3)Smart Defragで「最適化(最大)」デフラグ
最後にSmart Defrag。冒頭でも説明しましたが、Smart Defragはデフォルトのデフラグツールの比ではないほど早いです。バックグラウンドで起動していても、PCが重くなって使えなくなるようなことはありませんでした。



Smart Defragといえども「最適化(最大)」デフラグにはそれなりの時間がかかります。そのため、寝る前にやっておくのが効果的でしょう。「デフラグ後にコンピュータを終了」にチェックを押しておけば、寝てる間に完了して電源も落としてくれます。

一連の作業を行うことで、PCの中身をある程度クリーンな状態に保つことができます。三つのソフトを使うので面倒な部分もありますが、1週間に一度でもやっておくと効果があります。
作業効率も改善しますし、ぜひ試してみてください。