書店に行くと頭の中が整理できたり、アイデアが湧いてくるという人も多いと思います。
優れた本屋さんは陳列の方法も素晴らしく、テーマ性を持った「棚作り」がなされています。
そのため、私は忙しくても敢えて書店を散策する時間を作るようにしているほどです。本屋さんは見るだけでも楽しいものですが、何時間も時間を潰しているわけにはいきません。
目的の本をすぐに見つけて、効率良く購入する術も身につけて置く必要があります。
そこで今回は、書店に立ち寄ったとき、RTM(Remember the Milk)を使って目的の本をすぐにピックアップする方法を紹介します。
せっかく本屋に来たのに欲しい本が何だったか忘れてしまった。あるいは、欲しかった本を買いそびれた。そんな悔しい思いをしなくてすみます。
Remember the Milk
(1)欲しい本リストを作る
a.ウェブで見つけた本をリストに追加する
ウェブを見ていて気になる本があったら、ブックマークレットを使ってRTMのウィッシュリストに登録しておきます。
◎Internet Explorerの場合
Internet Explorerのブックマークレットを解説したページにアクセスします。
http://www.rememberthemilk.com/help/answers/quickadd/internetexplorer.rtm
「Add to RTM!」を右クリック⇒「お気に入りに追加」。
「追加しようとしているお気に入りは、安全でない可能性があります。続行しますか?」とでますが、「はい」を選択します。
◎Firefoxの場合
Firefoxのブックマークレット登録方法を解説したページにアクセス。
http://www.rememberthemilk.com/help/answers/quickadd/firefox.rtm
「Add to RTM!」をドラッグ&ドロップでブックマークバーに持って行きます。それだけ。
Chromeも同様にブックマークバーに登録します。
私の場合、「欲しい本」というリストを用意していて、気になるものはとりあえず放り込むようにしています。
ブラウザのブックマークバーに常に表示させておきます。
気になる本を見つけたらとりあえずクリックすると図のように小窓が立ち上がります。
Task Nameに本のタイトルを記入しておきます。
Listで「欲しい本」を選択⇒「add task」をクリック。
※「欲しい本」というリストは事前に作成しておく必要があります。
それだけで、RTMに登録は完了です。
Due date=期限は設定しません。いつ本屋さんに行く時間ができるか分からないので・・・
b.新聞や雑誌で見つけた本をリストに追加する
新聞や雑誌の広告や読書欄で、欲しいものを見つけた場合、私はiPhoneのカメラで撮影しておきます。
私の場合、撮影した画像はEvernoteに転送しておくことが多いです。そうすれば、Evernoteのデスクトップクライアントで、PCで確認することもできますし、デバイスを選ばず活用できるためです。
その後、PC上でRTMの「買い物」リストに追加します。
(2)書店で欲しい本リストを活用する
本屋さんに付いたらiPhoneで「欲しい本」リストを閲覧します。
ただし、気になる本を日頃、手当たりしだいに登録しておくと、その数が膨大になってきます。
そこで、RTMの重要度を設定しておくと便利です。
重要度3=絶対に買う
重要度2=とりあえず手にとって見てみる(良かったら買う)
重要度1=時間があったら手にとってみる
まず、書店で「重要度3」を必ずチェックして、時間があったら「重要度2」「重要度1」も手に取るようにしましょう。
RTMの利点は、とにかく放り込んでおくだけで勝手にリストが整理されていることにあります。
私は以前は、気になる本をメモ帳に書き留めていたのですが、複数のページに分散してしまったりして、一覧性に欠けるという問題がありました。
タスク管理ツールであるRTMをウィッシュリストに応用することで、こうした課題をクリアできました。
RTMを使っている人にぜひ活用して欲しいTipです。