(前回記事)築150年の古民家を一棟借り!里山オフィスで1週間過ごしてきました
飛騨古川の街並み
JR高山線「飛騨古川駅」周辺では、昔ながらの街並みが大切に守られています。古くからの街並みというと高山が有名ですが、古川町はそこに生活する人の息吹を感じられます。観光客も多いですが、決して混みあうことはなく、落ち着いた雰囲気で街を楽しめるのも魅力です。
水路にはたくさんの鯉が。 |
飛騨古川には造り酒屋も多く、その建物には目を奪われます。
古川では、この土地ならではの漬物ステーキや、飛騨で養殖されたふぐ料理などを楽しめるお店もあり、気軽に地元の料理を堪能できます。
漬物ステーキ。漬物を炒めて卵で閉じた感じのもの。 |
海のない岐阜県でフグ!?養殖が行われていて、新たな飛騨の名物に |
蕎麦屋さん
飛騨といえば蕎麦も有名。源七の家から車で2〜3分の場所にはそば処すごうがあります。地元の数河地区のそば粉を利用した本格的なおそばを食べられます。まさに地産地消。デザートのそば粉のプリンも絶品。
地元野菜
源七に宿泊される場合は、ぜひ地元の食材を自分で調達・料理することをおすすめします。飛騨産の新鮮な野菜が手頃な価格で購入できます。ドライブイン数河は車で2〜3分。無人販売所があります。 |
地元の果物や野菜が豊富。8月のオープン当初に伺った時には、飛騨産のスイカがまるまる1個で600円、ももが4つで600円、その他、100円で購入できる地元野菜がたくさん。バーベキューの時などに重宝します。
ガッタンゴー
古川町のお隣、飛騨市神岡町は高度成長期まで鉱山で繁栄しました。神岡鉱山の坑道を利用し、地下深くに建設されたカミオカンデは、小柴昌俊さんがノーベル賞を受賞するきっかけとなった研究を支えてきました。
神岡町にかつて走っていた鉄道が廃線となり、まちおこしの一環として始められたのがガッタンゴーです。線路の上を、サイクリングする片道3キロ弱のアトラクション。
自転車についたライトで真っ暗なトンネルをくぐります。
7月にテレビ放映がされた後、予約困難な状態が続いているとのことで、予約はお早めに。源七の家から車で20〜30分ほど。末広と壱之町からはさらに20分ほどプラスでかかります。
天空の牧場
山之村の牧場。ジャージー牛が放牧されています。牧場にはいないけど、イノシシ料理を食べる。ウインナーの食べ放題も人気だそうです。 |
この日は平日で人もまばらでしたが、休日にはイベントも実施されるようです。
高山
ちょっと立ち寄った画廊カフェ。子供が寝てくれたので、大人たちだけでゆっくり。 |
平日でもかなり混み合っていましした。
カフェや食べ歩きも高山散歩の魅力 |
飛騨牛。やっぱこれ。 |
飛騨の文化、生活、食事。
日頃の生活ではついつい忘れがちですが、同じ国の中で様々な生活様式があり、そこで暮らす人々がいる(あるいは、いた)ことを強く実感させられます。
古くから大切に守られてきた文化や古民家と触れることで、生活に幅や厚みがもたらされることが実感できる旅でした。