2011年5月23日月曜日

ノマドワーカーなら絶対に欠かせない11のサービス

今回はオンラインでのコラボワークを行う際に活用したいサービスの紹介です。
共同でプロジェクトを進めるノマドワーカー、小規模のインターネットサービス提供会社、ネットワークの強化を図りたいNPO/NGO、結婚式の二次会の企画を頼まれた幹事など、低予算でコラボレーションを図りたいときに欠かせないベーシックな11のサービスです。

Skype
http://www.skype.com/
ユーザー同士で無料のインターネット通話を行う場合に使える定番中の定番サービスです。音声通話だけでなく、ビデオ通話もできるので顔を付き合わせながら打ち合わせをすることも可能です。グループ通話で、複数のメンバー同士で打ち合わせをするのに欠かせないツール。

最近ではスマートフォン用Skypeアプリも提供されているので、いつでもどこでも世界中の人たちと会話できるようになりましたね。ちなみに、一般の電話にも格安でかけられるSkype outというサービスも提供しています。


Googleドキュメント
http://www.google.com/google-d-s/hpp/hpp_ja_jp.html
オンラインで使えるオフィスツールです。MicrosoftのWord、Excel、PowerPointに対応したサービスを無料で使うことができます。このサービスの魅力は、オンラインでリアルタイムにドキュメントの同時編集ができること。編集されたそばからドキュメントが更新され、プロジェクターやホワイトボードを使わなくても、内容を共有することができます。

例えば、会議の際、議事録をGoogleドキュメントに記入していきます。そうすれば、間違いがあったとき、あるいは誤解を生む表現があった際に、その場で皆で確認して、必要に応じて修正することができます。

かつてはメモ帳に議事録を書いて、メールで共有するということが行われていました。議事録の担当者がローカルのメモ帳に記録して、後から共有する。それは、単に紙での作業がデジタルに置き換わっただけで、クラウドの強みである「リアルタイム性」はありませんでした。

私もこのサービスを5年以上使っていますが、その便利さを日々実感しています。


Googleカレンダー
http://www.google.com/calendar
言わずと知れたGoogle提供によるスケジュール共有サービス。Googleアカウントを持った相手とスケジュールの共有が行えます。プロジェクトの会議や打ち合わせのに参加者する人の空き時間を確認したり、それをもとに相手を招待することができます。


Googleグループ
https://groups.google.com/
Googleが提供するメーリングリストサービスの一種です。プロジェクト内部でメーリグングリストを作成したい場合に、Gmailアカウントさえ持っていれば、GoogleカレンダーやGoogleドキュメントなどの一連のサービスとシームレスに活用することができます。


Dropbox
http://www.dropbox.com/
ファイルの共有や受け渡しをするのに最適なサービスです。2GBまで無料で使うことができます。プロジェクトで使うドキュメントの共有や、容量の大きなファイルの受け渡しなどに活用できます。

Dropboxの良い点は、

  • フォルダ単位で共有設定ができる
  • バージョン管理ができるので、以前の版のファイルもチェックできる
  • 共有するファイルの種類に制限がない

iPhoneやAndroidのアプリも出ているので、PCがなくてもファイルの中身をチェック出来ます。


Sugarsync
https://www.sugarsync.com/
Dropboxは「共有」を目的として作られたものですが、Sugarsyncは(どちらかというと)ローカルファイルのバックアップサービスとしての意味合いが強いものでした。

ただし、最近では共有機能が充実したため、Dropboxとほぼ同じような活用ができるようになりました。

Sugarsyncはバージョン管理はないものの、一旦削除したファイルでもアーカイブしてオンラインに保存しておく機能があります。万が一、誰かがファイルを間違って消してしまったというときでも、すぐに復活できるという安心感があります。

共有を目的に使うなら、Dropboxの方が個人的には手軽な印象がありますが、無料の範囲が5GBまでとDropboxよりも強みもあります。


Cacoo
http://cacoo.com/
DBの設計図や、ワイヤーフレーム(サイト構成案)の作成・共有に便利なツールです。共同編集もできますし、なにしろ特別なソフトをインストールしなくても皆で活用できるのがこの種のクラウドサービスのメリットです。


Mikogo
http://www.mikogo.com/
デスクトップ画面の共有サービス。
遠隔で打ち合わせをする際に、自分のデスクトップで実際の操作を見せながらプレゼンをしたいというケースがよくあります。リアルで対面をしているときは、PCモニターを一緒に見たり、プロジェクタに投影して画面を共有できますが、遠隔ではそうはいきません。若干、動作が軽快じゃないこともあるものの、Mikogoを使えば自分の画面をオンラインで共有することができます。打ち合わせやプレゼンの時に便利です。


PowerPint 2010
PowerPoint2010から実装されたBroadcast Slideshowというマイクロソフト社のサービスです。これはPowerPointを使ったプレゼンをオンラインで可能にしてくれます。スライドをめくったりする動作が、相手のパソコンでもリアルタイムで見ることができます。liveアカウントが必要なのと、音声は送れないというデメリットもありますが、マ社のネイティブアプリという安心感があります。
参考:http://www.howtogeek.com/61998/how-to-share-your-presentation-using-powerpoint-2010-through-the-web/


unfuddle(英語)
http://unfuddle.com/
ウェブサイトをリリースする際に、事前にバグチェックを行うと思います。事前に用意されたテスト項目をもとに、チーム内部でバグがないか実際に検証します。そこでなにか問題が見つかった際、バグ報告をメールでやるケースも多いと思います。しかし、それでは、色々なメールと混同してしまうのと、どのバグが修正済みで、誰がボールを握っているのかを把握するのが困難です。

unfuddleはそんなバグチェックを効率的に行ってプロジェクトを効率的に管理するためのツールです。多くのユーザーで利用する場合は有料ですが、利用する価値はありそうです。iPhoneアプリもあるため、外出先で自分が報告したバグの修正の進捗具合や、自分にアサインされたタスクのチェックなども行えます。


backlog


国産のバグトラッキングツールで、unfuddleと似た性格を持ちますが、こちらはガントチャートを自動的に作成してくれるオリジナルのサービスなどもあります。日本のユーザーに馴染みやすいインターフェイスで、プロジェクトの進捗管理を効率的に行うには最適でしょう。ただ、こちらも機能限定版のみ無料で、それ以外は有料です。


30days Album
http://30d.jp/
オンラインで画像を共有するためのサービスです。オンライン写真サービスにはflickrなど、グローバルなサービスもありますが、複数の画像を一気に共有することが難しいのが実情です。その点、このサービスはアルバムを作成・共有すれば、複数枚の写真を一括でダウンロードできるという強みがあります。

イベントが終了した後に、撮影した写真を共有するシーンで使えそう。無料でもアルバムを3つ(保存期間は30日)まで使えます。